串田 和美

 氏名  串田 和美(くしだ かずよし)
 生年月日  昭和17年8月6日
 出身地  東京都
  

略歴

1942年東京生まれ。1965年、俳優座養成所卒業、同年、文学座入団。
66年、吉田日出子らと劇団自由劇場(後にオンシアター自由劇場〜96年)結成。
『上海バンスキング』(第14回紀伊國屋演劇賞団体賞)『クスコ』『もっと泣いてよフラッパー』等を発表。
85年〜96年「シアターコクーン」初代芸術監督。2003年「まつもと市民芸術館」芸術監督に就任、現在に至る。
05年、『桜姫』『コーカサスの白墨の輪』で芸術選奨文部科学大臣賞。
06年、『東海道四谷怪談・北番』で第14回読売演劇大賞最優秀演出家賞。
08年、紫綬褒章。

プロフィール

◆1965年、俳優座養成所を卒業し、劇団文学座入団。
◆1966年、吉田日出子らと共に劇団自由劇場を結成。
◆1975年、正式にオンシアター自由劇場に劇団名を改める。
『上海バンスキング』(1979年)、『もっと泣いてよフラッパー』(1977年)、『クスコ』などのヒット作を産み出す。
◆1985年、文化村(Bunkamura)シアターコクーンの芸術監督に就任し、設計段階から関わる。
◆1989年の劇場オープンと同時に、オンシアター自由劇場もフランチャイズ契約を結ぶ。9月の?落とし「A列車」を皮切りに、劇場レパートリー制の導入、毎回異なる演出家による「夏の夜の夢」の連続上演、「コクーン歌舞伎」など、精力的な劇場運営を行う。
◆1996年2月、シアターコクーン芸術監督任期満了と同時にオンシアター自由劇場も解散。
コクーン歌舞伎を始めとする歌舞伎公演の演出もし、テレビCMなど多方面にて活躍中である。

◆2000年から日本大学芸術学部教授。
◆2003年4月からまつもと市民芸術館館長兼芸術監督。
父は哲学家で詩人の串田孫一、祖父は三菱銀行初代会長の串田万蔵。
◆2006年「東海道四谷怪談 北番」の演出で読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞。
◆2008年、紫綬褒章。

まつもと芸術館 芸術監督 串田和美プロデュース

◆2007年 『ヒステリア』

作:テリー・ジョンソン、
演出:白井晃、出演:串田和美、白井晃、荻野目慶子、朝比奈尚行)
於:シアタートラム、まつもと市民芸術館

◆『ティンゲル・グリム』

演出/構成:串田和美
美術/衣裳:宇野亜喜良
出演:串田和美、高泉淳子、市川実和子、朝比奈尚行、三松明人、他
於:にしすがも創造館、まつもと市民芸術館

◆2008年 『ジャックとその主人』

作:ミラン・クンデラ
上演台本/演出:串田和美
出演:串田和美、白井晃、内田有紀、田岡美也子、内田紳一郎、古川悦史、宮島千栄、他
於:吉祥寺シアター、まつもと市民芸術館